研究
研究概要
今日の情報社会は、アプリケーション、システム、コンピュータ、VLSIなど様々なレベルの高度な技術に支えられています。ディペンダブルシステム学研究室では、分散システム、マルチコアコンピュータ、VLSI、脳型コンピュータなど、あらゆるレベルでユーザが安心して使えるシステムのための研究を行います。”ディペンダブル”とは、日本語では”頼りがいのある”ことを意味し、ユーザがシステムを信頼し安心して使えるという、ユーザ視点の概念です。
ディペンダブルシステムを実現するには、きちんと検査して不良品を出荷しない、多少の故障があっても動作する、経年劣化によるシステム障害を避ける、悪意のある利用者に対処するなど、設計者視点で考えることは多岐に渡ります。本研究室では、システムのディペンダビリティ向上に繋がる様々な手法の研究・開発に取り組みます。
また、研究を通じて、論理的に物事を考える力、アルゴリズムの設計・解析、CやJAVAなどの通常のプログラミングに加え、自律移動ロボットのプログラミングやハードウェア記述言語(VHDL, Verilog)を用いたVLSI設計フローなどを学びます。
研究テーマ
- 分散アルゴリズム
- システムの信頼性・セキュリティ
- VLSIの設計とテスト
- デバイス・コンピューティング
- 太陽光発電システム